「スマホ触ってると目が乾燥する・・」
「Youtube見すぎた日は、目がごろごろする・・」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
はじめまして。
私はこのブログを運営している目医者の兄ちゃんと申します。
みなさんは、いつもは目が乾燥することはないのに、
「スマホを長時間みていると目がごろごろしたり、乾燥したり・・調子が悪くなる」
といった経験はないでしょうか?
実は、スマホをしすぎるとドライアイになりやすい。
ということが最近わかってきました。
その名も『スマホドライアイ』
そこで、今回この記事では
〈スマホし過ぎると出てくる目の違和感、スマホドライアイ〉
について説明したいと思います。
韓国で行われたドライアイ研究
2016年に韓国で行われた研究から
スマホがドライアイのリスクになるのではないかといわれています。
この研究で7歳から16歳のこども916人を対象に眼科の診察が行われたところ、
60人(6.6%)がドライアイと診断されました。
こどもでドライアイになることはめずらしいので、
6.6%というのは結構驚くべき多さなんです。
そしてドライアイと診断された子と
ドライアイがなかった子を比べてみたところ、
ドライアイと診断された子のほうが、スマホ使用時間が長かった。
という研究結果がでています
平均スマホ使用時間は?
『ドライアイと診断された子は、1日平均でどれくらいスマホを見てるの?』
とみなさん感じると思いますが、
研究結果をみてみると、平均3.2時間
でした。
学校から帰って、友達と遊んで、ご飯をたべて、お風呂入って、
明日の準備して・・なんてしていると、
3時間もスマホで遊ぶっていうのは、逆に難しくないかな?
と思てしまったのですが、今は普通なのかもしれません。
スマホドライアイのリスク
引き続き研究結果のお話ですが、スマホドライアイになるリスクを調べてみたところ、
- 外遊びの時間
- スマホ使用時間
このふたつがどうやらスマホドライアイに関係しているらしい
ということがわかりました。
コロナ渦もあって、外遊びの機会が減ったことで
こどもやおとなのスマホドライアイが増えているかもしれませんね。
対処法
もちろんこのスマホドライアイの原因がスマホのさわりすぎなので、
対処法はスマホの時間を減らすことになります!
「さっきの韓国の研究でドライアイと診断された子は、スマホする時間を減らしたらなおったのかな・・?」
と感じている方もおららえると思いますが、
もちろん、やめたらドライアイが改善した
という結果がでています。詳しくは別記事をご覧になってください。
大人もそうですが、お子さんは特にスマホし過ぎは控えるようにしたほうがいいと思います!
さいごに
ここまで、スマホドライアイについて解説してきました。
スマホをしすぎるとドライアイになって、目が乾燥したり、ごろごろと違和感を感じる原因になります。
リスクとしては1日3,2時間以上という結果でした。
じゃあ、2時間だけだったら大丈夫!?
そういうわけではなく、あくまで目安なので、注意してくださいね!
もちろんドライアイの原因すべてが、スマホが原因となるわけではないので
なにか目の症状がある場合は、病気が隠れていないか診察でチェックしてもらったほうがいいと思いますので眼科を受診していただくことをお勧めします!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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