兄ちゃんはレーシックをうけて後悔する人ってどういう人かわかる?
自分は大丈夫なのかな?って思って
レーシック手術を受けて後悔する人には、いくつかの共通点があるよ。これを知っておくと、手術を受けるかどうかの判断に役立つかもしれないね。しょうたはいくつかあてはまる?
- レーシックをうけて後悔する人の特徴
- 自分がレーシックをうけても大丈夫かどうかがわかる
- 後悔しないためにどうしたらいいかわかる
レーシック手術は多くの人にとって視力を改善する効果的な手段で、なんとレーシック手術に対する満足度調査では、『95.4%』のかたが手術を受けてとても満足のいく結果であったという論文もあるくらいです。しかし、もちろん100%ではありませんし、一部の患者は手術後に後悔することもあります。しかし、眼科医ならだれしも、ひとりでも多くの方にこうなってほしくありません。そこでこの記事では、「レーシック 後悔」というキーワードに焦点を当て、レーシック手術を受けて後悔する人の特徴を3つ紹介します。
この記事は、30代サラリーマンの「しょうた」と、
その兄である「目医者の兄ちゃん」の実際の会話をもとに書いています。医学的な部分は目医者の兄ちゃんが執筆しています。
リスクを十分に理解できていない
リスクを理解せずに手術を受けるとどうなるの?
リスクを十分に理解せずにレーシック手術を受けると、いくつかの問題が起こる可能性があるよ。たとえば、予期せぬ結果や合併症が発生したときに、それを受け入れたり対処したりするのが難しくなるし、心理的ストレスを抱えたりもする。また追加治療が必要になったとき、追加の治療や手術が必要になることがあって追加の費用や時間が必要になることもあるから知っておかないと困るよ。
レーシック手術を受けて後悔する人の多くは、手術に伴うリスクを十分に理解していないことが多いです。ドライアイ、視力の変動、夜間など暗いところでの特徴的な見え方などのリスクが存在しますが、これらの情報を事前に十分に把握していないと、手術後に予期せぬ問題に直面することになります。
リスクばかり言っていては、怖くなってレーシックを受けようなんて思わなくなりますよね。もちろんリスクはありますが、実際にそういったことが起こる可能性はとても低いです。それゆえに、「レーシックは安全で満足度が高い手術」と言われてる理由です。ただ、知ってて、起こるのと、知らずに起こってしまうのではかかる心理的なストレス度合いが違います。ここでは簡単にいくつか紹介します。
ドライアイ
ドライアイはレーシック術後に一番よくいわれる合併症のひとつです。手術中に角膜の神経が一部切断されるために涙の生成が減少し、目が乾燥しやすくなります。これは基本的には一時的なものであることがほとんどですが、一部の患者では、長期にわたって症状が続くことがあります。
視力の変動
手術後ずっと裸眼視力1.5でいくかたもおられれば、時とともに長期間経って、また近視になる場合があります。
また40歳を超えてくると次は老眼がでてきますが、老眼までなくなることはありません。このように1度手術したら一生大丈夫というわけではないことも事前に知っておく必要があります。
特徴的な夜の見え方
レーシック手術後は夜の見え方に変化がでてきます。ハロー・グレアと言って、光の周りにぼおっとした光がみえたり、まぶしく感じることがあります。夜運転することが多い方は少し気を付けたほうがいいかもしれません。
重大な視力低下
これはほぼ起こることはありませんが、逆に言うとゼロではありません。DLKや角膜エクタジア、術後感染などが原因となることがあります。
ここまで一部をご紹介しましたが、別記事に詳しくまとめていますので、手術を検討中の方はぜひ参考にしてください。
過度に期待している
期待しすぎちゃダメってこと?
手術で、裸眼視力がよくなることは期待してもらってもいい。だけど、老眼になったりと、年齢的な変化にはかなわないんだ(まだ先の話だとは思うが・・)。でもそれを知っておかないと、現実のギャップに心理的なストレスがかかったり、不満足の原因にもなったりするので、注意が必要なんだ。
レーシック手術に対して非現実的な期待を持っている人も後悔する傾向にあります。完璧な視力回復を期待して手術を受けるものの、実際には個人差があり、すべての人が望む結果を得られるわけではありません。特に、老眼などの加齢に伴う視力変化には対応できません。レーシックに対する非現実的な期待には以下のようなことがあります。
完璧な視力回復
多くのはかたはレーシック手術を受けることで、完璧な視力が得られると期待します。もちろん多くの人が術後裸眼視力1.0~1.5にくることがほとんどですが、手術の結果は個人差があり、必ずしもすべての人が完璧な視力を得られるわけではありません。まれですが、近視が強い人や乱視があるひとの中には、手術後も一定の視力補正が必要なケースがあります。
視力回復までの時間
ほとんどの人は、レーシック手術後翌日には裸眼視力が回復してすぐにメガネなしの日常生活に戻れますが、個人差もあるためにまれに一部の患者さんで手術後数日から数週間、視力の安定やドライアイの改善を待つ必要がある場合があります。
加齢に伴う変化には対応できない
レーシック手術は加齢に伴う視力の変化、特に老眼には対応できません。手術を受けた多くの患者は、年齢とともに老眼鏡が必要になることを理解しておく必要があります。またかなり先の話かもしれませんが、白内障にもなるので、そのときには手術が必要になります。
手術に対する期待を現実的なものにするには
まずは手術のメリットとデメリット、可能なリスク、視力が回復するまでの過程について十分に情報を収集することが重要です。 このMEISHA mediaでもしっかりとレーシックやICLについて解説しているのでぜひいろいろ見てみてください!
そして専門医とのカウンセリング、手術を受ける前に専門医と十分に相談し、個人の状況に合った適切な期待を持つことが必要です。基本的には手術してすぐ目が見えるようになる方がほとんどです。ただ、まれにそうならない方もいらっしゃるので、そういったリスクがあることも理解して治療に臨むことが大事です!
適切な医療機関で治療をうけていない
レーシック手術を受ける際、適切な医療機関の選択は手術の成功と患者の満足度に大きく影響します。不適切な医療機関で手術を受けると、後悔の原因となることがあります。
医療機関選択の重要性
レーシック手術の成功は、使用される技術、医師の経験と技術、そして医療機関の設備に大きく依存します。適切な医療機関では、最新の技術が用いられ、経験豊富な医師による適切な診断と治療が行われます。これにより、手術のリスクが最小限に抑えられ、患者の満足度が高まります。
不適切な医療機関のリスク 不適切な医療機関で手術を受けると、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
- 技術と経験の不足:経験不足の医師や古い技術を使用する医療機関では、手術のリスクが高まります。これにより、手術後の合併症や視力の不十分な回復が生じる可能性があります。
- 不十分な事前検査とカウンセリング:適切な医療機関では、手術前に詳細な検査とカウンセリングが行われます。不適切な医療機関では、これらのプロセスが不十分であることが多く、患者の状態に合わない治療が行われるリスクがあります。
- アフターケアの不足:手術後の適切なフォローアップとアフターケアは、回復プロセスにおいて重要です。不適切な医療機関では、これらのサポートが不十分であることがあり、患者の回復に影響を与えます。
でも自分でホームページで検索してどこがいいか調べるには、限界がある思いますし、MEISHA mediaで厳選したお勧めのクリニックをご紹介させていただいてます。もし気になる人はぜひ見てください。
ぼくはいまのところ、どれにも当てはまらなかったよ!兄ちゃんの紹介してもらったクリニックに受診に行ってみようかなと思うよ、ありがとう!
ここまで読んでいただきました。
視力回復したいと思っている人が、適切な医療を受け、安全に視力回復してもらえますように!
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