カラコンで目が痛い?その背後に潜む危険と対処法

「カラコンしてると目が痛くなる」
「痛くても我慢してつけ続けることがほとんど」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

目医者の兄ちゃん

はじめまして。
私はこのブログを運営している目医者の兄ちゃんと申します。

カラコンに限らず、コンタクトをしていると目が痛くなった経験はありますか?

驚いたことに、以前眼科医会が実施したアンケート調査によると、
88.2%のひとが、目が痛くなっても我慢してカラコンを続けている
ということがわかりました。

これは非常に危険で、最悪の場合失明という可能性もゼロではありません。

そこで今回は

(カラコンして目が痛くなったらどうしたらいいか)

について解説していきます。

それではよろしくお願いします。

目次

何よりもまずはカラコンを外そう

もしカラコンしてて目が痛くなったら、

何よりもまず、カラコンを外してください!! 

そして、できる限り早く眼科を受診するようにしましょう!

眼科を受診するの、正直めんどくさい・・

その気持ちもわかります。

ただ、目が病気になっていて痛みが出ている場合、治療が遅れると大変なことにもなります。
自分のためと思って必ず早めに受診してください。

なぜ痛みがでてくるのか

痛みが出てくる原因は一つではありません。

長時間カラコンをすることによる酸素不足、金属色素の露出、角膜上皮障害、角間潰瘍、角膜感染など、たくさんあります。

様子を見ていて、改善してくるものから重症化して失明するものまであり、
この原因は眼科を受診してみないとわかりません。

角膜感染など、厄介な病気になってしまうと、最悪失明する恐れがあります!!

また治療が遅れてしまうと、何気ない普段の生活で常にまぶしさを感じたり、視力障害が後遺症として残ってしまう可能性もあります。

くれぐれもカラコンしてて、目が痛くなったら、
すぐにコンタクトを外して、眼科を受診するようにしてくださいね。

眼科では安全なカラコンが売っている

みなさんは

『眼科でもカラコンを売っている』

ということをご存じでしょうか。

眼科でもらったカラコンならどんな使い方をしてもいい、というわけではないですが、
得体の知れない市販のものよりは安全です。

また近視用のカラコンもあるので、視力もしっかり調べながら、
一番自分に合ったレンズを選ぶことができるというメリットもあります。

また眼科で処方してもらっていると、何かあった時にその眼科で診察してもらえて、目薬を処方してもらえたり、とすぐに対応してもらえるというのがメリットとして大きいと思います。

どうせするんだったら、眼科で診てもらいながら
安全なカラコンをするほうが目の健康にとっていいと思います!

さいごに

ここまで、カラコンして目が痛くなったらどうしたらいいかについて解説してきました。

なによりもまずはコンタクトを外して、すぐに眼科を受診する。

これにつきます!

当たり前では・・と感じるかたもおられるかもしれませんが、
じつは88.2%ものひとが痛くてもつけ続けているというのが現実です。

皆さんの周りにいないとしても、市販のカラコンで痛い目にあっている人は実は世の中にはとても多い・・!ということを一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

MEISHA Mediaは、小学生の頃からの近視と乱視に悩む弟が、SNSでみた視力回復トレーニングで成果が得られず、兄である眼科医のわたしに相談をしてきたことから始まりました。日頃、手術で視力を取り戻す人々を見てきた私は、弟だけでなく、他の人たちも同じような人がいるかもしれないと思い、医学的に正しい方法を伝えるためにこのサイトを立ち上げました。私たちの経験を活かし、眼科医監修のたしかな医療情報と、信頼できる眼科クリニックを選ぶサポートができることを目指しています。

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