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「目を酷使するので、眼精疲労になりやすくて困ってる・・」
「普段できる眼精疲労対策があれば知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
はじめまして。
私はこのブログを運営している目医者の兄ちゃんと申します。
仕事や普段の生活でパソコンやスマホを使う時間は年々増えてきています。
わたしも外来するときは一日中パソコンを使って仕事をしていますし、
帰宅して論文を読んだり、研究結果をまとめるときもパソコンを使っており、
ほぼほぼ一日中使っているといっても過言ではありません。
昔はよく眼精疲労になっていました
ところが、アメリカの眼科学会から推奨している眼精疲労対策があることを知り、
いくつか取り入れて今ではあまり眼精疲労になることは減りました。
そこで今回は
(アメリカ眼科学会が推奨する眼精疲労対策)
について解説していきます。
それではよろしくお願いします。
パソコンとの距離は63.5cm以上離して、目線が下になるようにする
1つ目は「パソコンとの距離と目線」です。
アメリカの眼科学会からは
63,5cm以上離して、目線を下にする
ことが推奨されています。
63.5cmって具体的にどれくらい?
おとなの人で、だいたい腕1本分になるので、それを目安にしていただくといいと思います。
私自身の経験としては、ずっと目線が上になったままパソコン作業することが多かったのですが、目線を下になるようにデスク環境を変えてから目の疲れがましになった実感があります。
20-20-20ルール
この20-20-20ルールというのは
“20分ごとに休憩して、20フィート(6m)先のものを20秒みるようにする”
というものを覚えやすくしたものになります。
現実的に20分ごとに休憩って難しいよ・・
というかたが大半だと思います。
私自身も集中しているときは1時間くらい休憩を忘れてあっという間にすぎています。
そこで外来では、いつも
目が疲れたなと感じたり、ふとしたときに遠くを見るように心がけてくださいと
患者さんへお伝えしています。
部屋の照明と画面の明るさを調整する
このことをうけてアメリカの眼科学会からは、
『画面が周りよりも明るいと目に負担がかかる』
と言われています。
みなさんはどうでしょうか?
夜な夜な電気を暗くして、パソコン作業をしている方はおられませんか?
一度、モニター画面と部屋の明るさを調整してみてください。
目が乾いたと感じたら目薬を使う
あとはどうしてもパソコン作業で集中していると
ひとは必然的に瞬きの回数が減ったり、まばたきが途中で終わったりしているため
ドライアイ症状を感じやすくなります。
これも眼精疲労の原因になるので、
目が乾燥したと思ったら、市販の目薬でいいので、してもらうと眼精疲労を軽減できる可能性があります。
どの目薬がいいとかありますか?
と聞かれることが多いので、お答えしておきますと、
ソフトサンティアを外来でもよくお勧めしています。
もちろん全国の薬局でもうっています。
さいごに
ここまで、普段できる眼精疲労対策について解説してきました。
まとめると、
- パソコンとの距離は63.5cm以上離す
- 20-20-20ルール
- 部屋の照明と画面の明るさを調整する
- 目が乾いたと感じたら、目薬を使う
の4つがあります!
眼精疲労があると、デスクワークでの仕事効率が落ちますよね。
昔の私がそうでした。先ほど紹介した対策のすべてを変えるのは現実的に難しいと思います。
もし眼精疲労に悩んでいる方がおられたら1つでもいいのでぜひ試してみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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