「最近、なんだか眠りが浅い」
「毎日スマホしながら寝落ちするのが習慣」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
はじめまして。
私はこのブログを運営している目医者の兄ちゃんと申します。
1日の終わりにはスマホ見てゆっくりするのが日課なの
という方は多いのではないでしょうか。
わたしも今回の研究結果を知るまではそうでした。
疲れた体をいやすために何も考えずにただただ、ぼーっとYouTubeを見ながら寝落ちする
これほど贅沢な時間はないですよね。
しかし最近の研究で、寝る前のスマホが
私たちの目だけでなく、体にも悪影響を及ぼし、睡眠障害を起こす可能性があること
がわかってきました。
つまり、このことを知らないと、
知らぬ間に寝不足の状態が続いてしまい、その結果、体調が悪くなってしまう可能性もあるということです。
ということで!
今回この記事では
〈寝る前のスマホが体に与える悪影響〉
について解説したいと思います。
それではまいります。
睡眠の質が下がる
スマホからでるブルーライトが悪影響をおよぼし、睡眠の質が下がる可能性があります。
実は、寝る前にスマホのブルーライトを浴びると、それが目から脳に伝わり、
刺激になって、睡眠障害を引き起こすことがわかっています。
また別の研究では、
スマホをみるときの距離が近いほど、より睡眠障害を引き起こすことがわかっています。
近視の人は、寝る前はメガネを外して、顔の近くで画面をみていることが多いと思うので、とくに注意が必要だな。
ちなみに、世の中のスマホは人体にとって有害でないことが確認されてから売り出されているので、
スマホから出るブルーライト自体が有害というわけではないので注意してください。
つまり正しい使い方をしないといけない、ということです
睡眠と覚醒のリズムが崩れる
寝て、起きてのリズムのことを難しい言葉で「サーカディアンリズム」といいます。
そしてこのサーカディアンリズムには脳の
「メラトニン」というホルモンがかかわっています。
スマホから発せられるブルーライトを必要以上に、とくに寝る前に浴びてしまうと
スマホから出る光が目の網膜に刺激を与えます。
その結果、メラトニンのホルモンバランスが崩れてしまうのでサーカディアンリズム、
すなわち睡眠と覚醒のリズムが崩れてしまいます。
翌朝の目覚めが悪くなる
このように睡眠障害が起こってしまうので、
『朝起きた時のすっきり感』も低下します。
睡眠に悪影響が起こると朝の目覚めも悪くなることはなんとなく想像がつきますが、
このことは実際の臨床研究でも明らかになっています。
1日の始まりが台無しになってしまいますね。
さいごに
ここまで、寝る前のスマホで不眠症になることについて解説してきました。
睡眠の質が下がると、仕事の効率が落ちたり、体の調子も悪くなったりしていいことがありません。
こんなことを言っていますが、わたし自身も寝る前はYouTubeをみるのが習慣でした。
ただこの記事を書くからには、と寝る前にスマホを触るのはやめました。
すると、今はたしかに朝の目覚めもよく、集中力も上がって仕事の効率も上がった気がします(気持ちの問題もあるかもしれませんが・・笑)。
みなさんも、最近調子悪いな・・というひとは、寝るまえにスマホを触るのをやめてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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